草原では自分を響かせる

 本日は、モンゴル民謡オルティンドー歌手の三枝彩子さんと、ギター&ボーカルのチャーリー高橋さん、キーボードの岡野勇仁さんのトリオ「開運ラッキーズ」のライブでした。

 三枝さんの全身が「声」ではないかという歌に圧倒されました。チャーリーさんのしなやかなギター、音の玉手箱のような岡野さんの演奏とともに、とても素晴らしいライブとなりました。

 モンゴル民謡の独特の発声方法は、草原で遠くまで聞かせるためかと思っていたら、三枝さんによると、草原では遮るものがないので、遠くの声も自然に聞こえてくるそうです。反射物がないので、歌唱法も自分を響かせるようになったとのことです。なるほど。


 そら庵のさんしょの実さんも、一曲だけ参加。「久しぶりのステージで心臓ばくばく」だったそうです。(狸)