1年前の写真

2015年10月初めに退去してちょうど1年になるので
退去の頃の写真を掲載します。これで過去のお話は一旦終わりです。
もっと早く掲載する予定だったのが時間がなくて、たまたま1年後となりました。
ブログは次回からは現在進行形となる予定です〜。

キッチンのシンクがあった壁の柱に飾っていたランプ。
2008年夏、人形町にあった喫茶店「越路」が閉店することになり、後に2階で「深川番所」を運営することになるお二人がレトロで超素敵なものをいくつか入手してきてくれて、一部を譲り受けました。
このランプ、今はまた別のお店で活躍しています!
浅草のカフェバー「稲」さんです!
ママさんはそら庵でランプを見て、「越路」経由だってすぐわかったんですよ〜!
いい話でしょ\(^o^)/! 昔、よく行っていたそうです。
稲さんはリーズナブルで気軽に入れますのでぜひ行ってみてください♪
そうだ、稲さんはなんとキッチンのシンクも持っていってくださったのです!!
シンクはいま日々お店で活躍中です。

トイレにずっと貼っていたポスターその1。
ご近所のBAR NICOさん企画で2008年12月にDJライブを開催したときのものです。

同じくポスターその2。
2009年に詩誌グループ「ROKURO」主催のライブを開催したときのもの。

右手の壁に貼っていたポスター。
チャーリー高橋さんから2009年か2010年にいただきました、

この写真、そら庵の内部です(笑)
これが何だったのか、退去してから知ることになりました。
その前に、これはどこだったかというと、トイレの隣、というか向かって右にあった空間です。
扉があったのですが、普段は次の写真のように赤い布で覆っていたため、
「隠し扉」になっていました(笑)

で、先ほどのマンホールのようなものですが、
建物が解体されるときに、昔の井戸の名残だったことがわかってビックリ(^O^)!
気づいていたら開けていた…と思います(笑)
井戸としての機能は相当昔になくなっていたらしく、怪しいもの、不審なものは何も出てこなかったそうです(笑)

「たそがれ」、いや「老後」^^
いろんなことがあった建物の中で、
「ありがとう、そら庵」という思いが湧いてきました。
夏頃、ここが印刷工場になる以前、繊維工場(!)だったときに働いていたという方とお話しました。地方から東京に出て、最初の職場がここだったそうです。その方は今も町内で働いていらっしゃるので、またちゃんとお話を聞いてみたいです。
建物はこの後、11月中旬から解体が始まり、10日ほどで更地となりました。

7年間引き戸に貼り付けていたボードもお役御免!
私もお暇をいただくことになりました^^
隣町に住んでいるので、この場所へ行こうと思えば今でも難なく行けるわけですが、
退去作業を終えて相方と2人で最後の荷物を運び出したとき、自然とお別れという気持ちになりました。(あ、その後もこちらには何度も来ていますが、何か不思議な、来世のような感じですw)
このままではしんみり終わりそうなので1つ付け加えると、お隣の神社の恩恵か、何によるものかはわかりませんが、7年の間、幸い危ない目には一度も遭いませんでした。
防犯的には微妙な場所と建物でしたが、それだけでも本当に有難く思えました。