【報告】大川端語りの会vol.31 桜桃月に太宰治を読む(最終回)


6月14日に開催した「大川端語りの会vol.31 」、
無事終了しました。
武順子さん、吉田真理さんの素晴らしい語り、
そして月琴ワークショップ講師、星野孝司さんの伴奏で充実の最終回となりました。


吉田真理さん、『黄金風景』を。
太宰さんらしい自伝的短編の傑作を、絶妙にお読みいただきました!

武さん。前半は立って『走れメロス』を。
メロスが長く感じませんでした。最終回にふさわしい見事な語りでした!
星野さんの唐琵琶の音も重厚で、作品にピッタリでした。
後半は『葉桜と魔笛』。2009年6月の語りの会でも読まれた作品です。
武さんの十八番、絶品の語りを6年ぶりに聴かせていただき嬉しかったです。

私です。『津軽』の一節を読みました。
約20分でしたが無事に役目を果たせたようです〜。
なぜ「津軽」を読んだかというと、3年前に亡くなった義父が津軽の出身で、
登場人物や、顔は似ても似つかないけど太宰さんとも似たところがあるので
ぜひ読みたいと企画の武さんに志願したのでした。
津軽の人はサービス精神旺盛でいい人だという箇所を読みました(笑)
あまり練習できなかったので、少しヒヤヒヤしていました。
本番用に履き替える靴を持ってきていましたが、まったく思い出せなかったという(笑)
シミュレーションできていないことは本番ではできないということを思い出しました(笑)
星野さんが少し弾いてくださいましたが、即興的に合わせる余裕がなかった〜
読ませていただき嬉しかったです。武さん、ありがとうございました!


6年半で31回開催。すべて終了となりました。
ご来場のみなさま、これまでご出演いただいたみなさま、
そして主催の武さん、本当にありがとうございました!