出雲滞在(1)揖夜神社とイザナミ

5月末に行った出雲の写真を掲載します。
2以降は、また合間を見て掲載する予定です。ご興味がありましたらどうぞ〜。

この写真は先日も掲載しましたが再び。
松江から車で30分ほどの揖夜(いや)神社です。
イザナミノミコトを祀り、7世紀の出雲国風土記にも
「伊布夜社(いふやのやしろ)」として登場しています。


とても生き生きしたご神木。

大社造の拝殿。

拝殿の後ろにある中門。

そして階段を上ったところにある本殿。
拝殿からはほとんど本殿が見えないので、上ってみて立派な社殿が出てきたので驚きました。
(実はどれが本殿だかよくわかっていないまま歩いていました(笑)
下の拝殿の前で、地元の方から
「大社造りの社殿の屋根に乗っている千木(ちぎ)の先端が、垂直に切りおとされている社は
男神を祀り、水平に切られている社は女神を祀っている」と教えていただいたのですが、
大社造りは性別で分けるんですね〜。知りませんでした。
千木って言葉も初耳でした。☓印の部分ですよ。
ここの祭神、イザナミは女神なので水平です。出雲大社は垂直。比べてみればわかります。
今回お世話になったこの本の表紙は垂直ですね。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4582945406/ref=oh_details_o01_s00_i00?ie=UTF8&psc=1
私の出雲人の親戚はさすが、やっぱり知っていました。

本殿の隣にはこんな小さな神社が。きっとたくさんの人が渡来してきたのでしょう。


この後、古事記に出てくる黄泉の国の入口、黄泉比良坂(よもつひらさか)に
足を伸ばしました。揖夜神社からはすぐです。
たまたま5月の初めにイザナギイザナミ神話のこの部分を読む機会があったので
ひそかに行きたいと願っていました。天気が良く、一人ではなかったので
怖くはなかったですが、心なしか他とは違う空気が流れていたような気がします。
その場所には大きな石が3つ置かれていました。
普通の写真ですが、何となくブログに掲載するのはやめときます(笑)
入口の写真はこちらでどうぞ(^^)
http://photozou.jp/photo/show/786093/178307239

すぐ近くに池がありました。妙に綺麗な風景でした。

こんな看板が立っていて、一応観光地です^^。