出雲滞在(2)スサノオ伝説

5月末に行った出雲の写真を再び掲載します。よかったらご覧ください!
(1)はこちら http://d.hatena.ne.jp/sora-an/20130604/1370353814

今回は私の母の出身地、雲南市大東町です。
雲南市宍道湖の南方で、あっちこっちにスサノオノミコトの伝説が残っています。

佐世神社の「佐世の木」。
ヤマタノオロチを退治したスサノオノミコトがここに来て、
踊っているときにポロリと落とした「佐世」の小枝がこれ!(出雲国風土記
シイの巨木で、香りがあたり一面に満ちていました。
伝説は伝説として、これほど立派な木を目の当たりにして感動。
訪れたのが夕方6時すぎだったので写真がちょっとぼんやりしていますが、
小さな森の中にあって想像以上に素晴らしいところでした。

親戚のおじさんが枯葉を除けたら、なんと土俵が出てきたのでビックリ。

本殿。

親戚も編集に関わった地元の冊子から。次の出雲ルポで写真を掲載しますが、
近くは農村地帯で日本の田舎の風景そのもの。
子どもの頃から夏休みに遊びに行ったりしていたのですが、
子どもゆえ周辺の史跡や神社にあまり興味がなく、普通の田舎だと思っていました。
なので母の出身地が出雲国風土記にも記述のある場所だと知って
いまさらながら驚きました。


佐世神社 http://www.city.unnan.shimane.jp/www/contents/1232069896294/index.html

親戚の家に近い狩山八幡宮の境内にある土俵。
こちらでは地元の人により、毎年11月に相撲の祭事が行われています!
以前母から聞いて驚いて、今回ぜひ見たいと思っていました。
(‥でも記憶をひもといたら、子どもの頃にちゃんと来ていました)
今でも行われているところは結構珍しいんじゃないでしょうか?
いろいろ調べてみたくなりました。
ちなみにそら庵に置いている「現代思想2010年11月号 特集大相撲」によると、
土俵が作られるようになったのは、江戸時代になってからだそうです。
さすがにこれは神話と関係ないみたいです(笑)