“もの、がたり。おと、がたり。”でした!

「そら庵草紙 第一夜 “もの、がたり。おと、がたり。”」を開催しました!


前半はCOSMIC EXPLOSION ORCHESTRAによる紙芝居劇「光のカーニバル」。

紙芝居師のスズキスズさん(中央)、シマカワコウヂさん(パーカッションほか、左)
岡野勇仁さん(ピアノ、右)
想像力をかき立てる様々な音とファンタジックな物語の中で描かれる東京大空襲
スズキさんは130枚の紙芝居をめくりながら
この美しく素晴らしい作品を1時間にわたって熱演されました!
終わってすぐなのに、語りを、音をまたじっくり聴きたい!

能楽師の安田登さん、笛の槻宅聡さんによる「隅田川」の一場面。
次の「夢十夜・第3夜」では、ステージの灯りを消しました。
安田さんは暗闇の中、テキストなしで語り、演じられました。
どこから聞こえてくるかわからない声。実にスリリングでした!
そして最後に「我輩は猫である(餅の段)」。
この作品は「夢十夜・第3夜」を能と見立てれば、狂言(パロディ)に当たる
(内容的にいくつか符合しているため)ので選ばれたとのことでした。
安田さんの素晴らしい芸を堪能させていただきました。

終わってしまうのが勿体ない夜となりました。
お忙しいなかご出演いただいたみなさま、
お集まりいただいた観客のみなさま、本当にありがとうございました!
そして安田さんとスズキさんとをそら庵でお引き合わせいただいた赤田ちはやさんに
心から感謝申し上げます。