谷根千散歩(5月3日)

先週の5月3日に「不忍ブックストリート」で開催された一箱古本市に行ってきましたので
ささっとご報告します。

場所は谷中、根津、千駄木の、いわゆる「谷根千」エリア。
実は谷根千を歩いたのはこの日が初めてでしたが、
景観がきれいで、大通りにも小さな路地にも粒ぞろいのお店が密集していて
目移り、寄り道の連続でした。
どしゃ降りの中、JR日暮里駅からスタートしましたが、
谷中墓地で早速うろうろ(笑)
こちらは岡倉天心記念公園。天心にちなんで六角堂。かわいらしい。

こんな調子でのろのろ歩いていたので、途中から早足となって、
あちらこちらの古本市会場へ。

「脳天松家」さん。伺ったときはもう残りわずかでしたが1冊購入しました。
豪雨のため、2時ごろまではほとんど動かなかったそうですが
小雨になった後は一気に7箱がはけたそうです。
場所は特養ホームの屋根のあるエントランス。
雨じゃなければ、もっと人通りのあるところに店を広げられたと思いますが
会場はとても熱気がありました。
またコンパクトで情報満載の公式マップが素晴らしく、つい「歩いてしまう」
(歩かせてしまう)のです。

古書店の「古書ほうろう」さんで懐かしい写真を見つけました!
2010年夏に開催した、歌のユニット「2525稼業」のそら庵ライブ写真です。
ヴォーカルの平山亜佐子さんが編集発行人を務める個人雑誌、
『趣味と実益』のコーナーで。その数日前に、近くでライブを開催されていました。
いや〜、平山さんの雑誌のおかげで、散歩の途中で興奮してしまいました(笑)
『趣味と実益』はそら庵でも取り扱っています(¥500)。
面白いので、まずはぜひ手にとって目次を眺めてください。
買っていただかないとお読みいただけないので、
気になったらぜひご購入ください!いま4号まであります。
古書ほうろうさん、いればいるほど欲しい本が増えていく、素晴らしい書店です。


谷根千エリアのレベルの高さ、奥深さにとにかくビックリ。
山の手のようで下町のようで。チェーン店が目につかず、
個人商店に活気が感じられます。
一度では行ききれないということもあるのですが、また是非行きたいです。
まあ、そういう意味で深川はまだかなわないかもしれませんが
深川には深川の良さがあると思いましたよ♪
個人商店として、そら庵もまだまだこれから頑張ります。