【告知】3/18(日)ミニシンポジウム「今和次郎を読む」

3月18日(日)15時より、ミニシンポジウム「今和次郎を読む」を開催します!


2011年11月に『柳田国男今和次郎―災害に向き合う民俗学』(平凡社新書
http://t.co/1afjDsZz
を出版された著述家・畑中章宏さんの主催です。
畑中さんによる基調レクチャー「今和次郎は妖怪を見たか」+質疑応答など。
参加費は500円+1オーダーです。
大変面白いイベントとなりそうです!


今和次郎とは。
今和次郎(こん わじろう 1888年明治21年)7月10日 - 1973年(昭和48年)10月27日)は、民俗学研究者。民家、服装研究などで業績があり、
考現学」を提唱し、建築学、住居生活や意匠研究などでも活躍した。青森県弘前市出身」(wikipedia)


畑中さんの著書にも詳しく書かれていますが、
今和次郎柳田国男の知遇を得て、ともに民家研究の会に参加し、
1922年に『日本の民家』を出版。
関東大震災後は、バラック建築の調査に始まり、「バラック装飾社」を開業し、
焼け跡に再び建った商店をデザイン。
大正末期から昭和にかけて東京の街を歩き回って、銀座などの繁華街や
下町の人々の生活や風俗を記録する「考現学」調査を行っています。


現在、パナソニック汐留ミュージアム
今和次郎 採集講義」展が開催されています。

http://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/12/120114/
資料が多数展示されていて、とても見応えがあります。
下町調査には、「本所深川貧民窟付近風俗採集」(1925年)のスケッチ付き資料が!
通行人のモニタリング調査をしたところ、一番通行した人は
「職人」さんで、次が「人足」だったそう!
見入ってしまうので、時間に余裕を持って行ってください^^。
今和次郎さん、本当にさまざまな仕事を手がけていて、フットワークが軽くて、
スケッチもユニークで味があって多才ですね〜。
現在に通じるヒントもたくさん。業績が見直されているのがよくわかります。


畑中章宏さんにはほかに『増補 日本の神様』『神社に泊まる』などの著作があります。
ほぼ日刊イトイ新聞」の〈神様をさがしに。〉にも最近ご登場されています!
http://www.1101.com/kamisama/2012-02-03.html
当日のお話が楽しみです!


お席に限りがあるため、参加希望の方は
事前にお知らせいただけると助かります〜。
そら庵
江東区常盤1−1−1
TEL: 050-3414-7591(月・火休)
sora_an_111@yahoo.co.jp
アクセス
http://www.sora-an.info/access.html