目をるん、として聴いてくれたかな☆

今日19日日曜日は、いろーんな方に来ていただき楽しい一日でした。
ありがとうございました!


昨日のROKUROライブで、詩人の渡ひろこさんは
7月に続いて再び、そら庵名庵犬だったポチコの詩「かんばんむすめ」を
リーディングされました。
ポチコとポチコのママさんを、愛情のこもったまなざしでずっと見つめてこられた
渡さんならではの、春のそよ風のような素敵な詩です。
リーディング、素晴らしかったです。


昼下がり 川面からの便り
天井裏からかすかな獣の匂い
店先で芭蕉の化身の蛙が跳ねた


ガラガラとすり硝子の引き戸を開けて
詩人だという女のひとがやってきた
わたしの頭を撫でて「看板娘だね」と言う
いつからそう呼ばれるのか
みんなわたしを撫でてかわいがってくれる


「でも目をるん、とつぶらにして見つめるのはママだけね」
と詩人の女のひとは笑った
(「かんばんむすめ」より抜粋)

10月30日に撮った写真です。
ちょっとボケていてすみませんが、亡くなる2週間ほど前の、
目をるん、としてママを見ていたポチコ写真があったので
昨日渡さんとよろこび合いました(笑)


「かんばんむすめ」の全文は、こちらの渡さんのブログに掲載されています
http://bit.ly/fOZxpV