24日(日)大川端語りの会

ギリギリの告知でごめんなさい!
日付変わって本日の大川端語りの会の告知です。
レギュラー出演されている武さんの文章を転載します

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今回のゲストは、京都で活躍中の阿部ひろ江さんがいらっしゃいます。
彼女の歌と歌声に触れると、生きる勇気が湧いてきます。東京で聴くことのできるチャンスはなかなかありません。曲の合間の話もおもしろいです。
今回のテーマは、「花」…秋にも咲いている花はある、ということで、花をテーマのオリジナル曲を中心に歌っていただきます。


阿部ひろ江さんは、メッセージ性のある唄を唄うシンガー・ソング・ライター。旅、人との出会い、恋愛、社会問題などの飾らない率直な詩、暖かく大地に根ざしたのびやかで艶っぽい歌声には定評がある。国内初め外国にもツアーを展開。アジア初め色んな国を旅しています。



さて私は、やはり秋に咲く「紫苑」がひとつの象徴として出てくる作品、吉屋信子の『鬼火』を読みます。


春に咲く「ハルジオン」は貧乏草との異名を持ちます。時々うっすらと紫がかったハルジオンを見かけますが、空気が清浄であるときに色づくとのこと。これは余談。
かつての私は、庭に咲くハルジオンを、貧乏草!と言いながらむきになって引っこ抜いていた時代がありましたが、薄紫のハルジオンは、ほんの少しだけ好きでした。これは内緒の話。


秋の、うっそうと茂った紫苑の花の精の話です。
これでもかというほどの貧しさ…からだを売ることさえかなわなかった女が、最後に出来ることって、なにがあるだろう……の物語です。



お時間がありましたら、、、いえいえ、お時間を作っていただいて、ぜひお出かけくださいませ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
大川端語りの会
10月24日(日)open 14:30 start 15;00
朗読 武順子 吉屋信子作『鬼火』
歌 阿部ひろ江 
¥1500 (1ドリンク付き)