SUMIさんの9/29ムビラライブ+ムビラやジンバブエのことを少し


9月29日は、ムビラ演奏家、SUMI(スミ)さんのライブを開催しました。

いつもに増してスリリングで心地よいムビラを聴かせていただきました!
ご来場のみなさま、ありがとうございました。
世界のトップムビラプレーヤーの一人、ガリカイさんに師事するSUMIさん。
アフリカの情報誌「Do Do World News」5月号には
SUMIさんのインタビューが掲載されてます。旅の途中で運命的にムビラに出会い、
ジンバブエガリカイさんに弟子入りしたエピソードなど
SUMIさんやムビラの魅力が伝わってくる素晴らしい記事です。
そら庵の広いテーブル側の棚にありますので、ぜひお読みください!


大変嬉しいことに、
来年の6月頃、ガリカイさんとの共演ライブがそら庵で実現するかもしれません!
どうぞお楽しみに!

9月29日の月です。
情報誌の中で紹介されていますが、
ムビラはショナ族の精霊信仰をもとに古くから儀式で演奏されてきました。
伝統曲は100曲あまりあるが新曲は原則なし。ご先祖の精霊を呼ぶのがムビラの役割なので、
彼らが知っている曲でなければ意味がないからだそうです。
今でももちろん、そのようなシャーマンが精霊を呼び出す儀式は行われていて
SUMIさんも何度もその場に。人里離れた場所で、真っ暗闇の中で何時間も行うそうです。
29日のライブでは、儀式の雰囲気を少し再現するため、
最後の1曲だけ電気を消してキャンドルのみで演奏。
暗闇のムビラは最高です。これだけでも、ぜひ体験しにいらしてください!(^o^)


もう一つ、SUMIさんがライブのMCで語っていたお話を。
ジンバブエでは、事故や病気などで人がたくさん亡くなるので死が身近。
そのためか、人の死をギャグにすることが珍しくないそうです。
儀式でも、牛や山羊や鶏を生贄にするので、
人々は死とは何かということを、すなわち「動かなくなること」だと
知っているように思う、と語っていらっしゃいました。


SUMIさん自身、今年のはじめにジンバブエに行ったとき、
乗っていた車があわや爆発寸前に。
でも来年の1月、またジンバブエ入りされる予定です。
そして帰国後の春ごろ、ソロライブを開催していただく予定です!
ご無事をお祈りしています。