ご近所の三つ巴


久しぶりに森下のこちらに行って、コクのある煮込みをいただきました。
森下には、お祭りの提灯がまだ残っています。
今年の夏は、この三つ巴の文様を見るたびに
鶴岡真弓さんがお話になっていたケルトの三つ巴のことを思い出しました。
これは7月29日にそら庵で開催したミニシンポジウムではなく
7月27日に放送されたNHKアイルランドの番組で出てきたお話です。

アイルランド修道院で7世紀に作られた「ケルズの書」などに
渦巻き文様の三つ巴が残っています。
この文様が世界のどこで生まれたかはわからないそうですが、
この文様を世界で一番見ているのは、ケルトの修道士の次に日本人かもしれないと
鶴岡さんはおっしゃっていました。
日本とアイルランドはユーロアジアの端っこという共通点。
鶴岡さん、「シベリア、面白いですよ。皆さん、あまり行かれないでしょう?
バイカル湖とか是非行ってください」
とそら庵でおっしゃっていました。軽やかに^^。


畑中章宏さん企画のミニシンポジウム「妖精と妖怪」のルポはこちらです。
http://d.hatena.ne.jp/sora-an/20120730/1343626506