「墨田江東」シンポジウムに参加、USTでご報告しました〜

今日はそら庵をお休みし、夫の付き添いも兼ねて
都現代美術館で開催されたシンポジウム
「墨田・江東におけるまちづくりへの挑戦」に行ってきました。


受付でいただいた資料の一番上に、かわら版深川福々が載っていて、さっそく感激!
ギリギリの到着だったので、写真撮り忘れちゃったな〜(笑)
シンポジウムの広告を掲載させていただくなど、
主催の東京建設業協会さんにはこの2ヶ月お世話になっていました。


とても面白くて勉強になるシンポジウムでした。
これまで東京の西側に代表されるような価値観、たとえば
「消費、マイホーム、マイカーなどの所有欲、新築、高層マンション」などがすたれ、
「生産、シェアハウス、リノベーション」などの価値観や
ライフスタイルが支持されるようになるにつれ、東側が注目されるようになった
…というわけですが、今日はベネチアを研究されている法政大学の陣内秀信教授や
陣内研究室の若い研究者の方々、そしてパネリストの方々から
さまざまな発表と報告があり、中身の濃い4時間でした。


そしてお店もお休みしていたのになんですが、
「そら庵チャンネル」で早速あれこれお話ししました。
生なので、けが人の夫としようもない場面もありますが、お目こぼしを〜(笑)
http://ustre.am/yhXr
ひとつ面白かったデータ。
日本全体の空き家率、なんと14%、800戸(平成20年)だそうですよ!
そういう使われていない「ストック」が想像以上にあちこちにあるということですね。


深川いっぷくマネージャーの白濱万亀さんの報告を聞き、
この5年間、いっぷくさんがアートを中心とした先駆的で多彩な活動を展開されていたことが
改めてよくわかりました。
芝浦工大の大内浩さんが「白濱さんがいちばん遊んでらっしゃいますね!」と
おっしゃっていました。聞いている人がワクワクしてくるというのは
掛け値無しに素晴らしいと思います。
生産、労働、遊びの場が同じ、というのは昔は当たり前だったけれど
現代では理想なんですね。もっと「遊ぼう」!


そら庵は、もう何度もお話ししていますが、
「狙って」始めたわけでは全然なく(笑)、偶然のなりゆきで今に至っています。
今日は現美からそら庵までタクシーで来ましたが
このあたり、本当に人通りないですよね〜(笑)
休日にお金を落とそうと思って歩いている人は、たぶんあんまりいない(爆)
でも静かなのが良いですね。店内から川は直接見えないけど、川の存在は
感じられます。


なかなか手が回らずに終わってばかりなのですが、
もっと遊びに、過ごしに来たくなるような時間と空間を作りたいものです。
年に1回でもいいから、西から隅田川を越えて来てもらいたいですね〜。
最近、ちょっと息が切れそうだったので、よいヒントをたくさん頂きました!
そうそう、三浦展さんのご報告で、そら庵の店先の写真をご紹介いただきましたm(_ _)m