【報告】自転車で48600km走破した山口健太さんトーク&SUMIムビラ演奏(10/4開催)


10月4日(土)夜、自転車で世界各地を48600km走破した山口健太さんの旅のお話&
ジンバブエ、ショナ族の楽器ムビラの奏者SUMI(スミ)さんのライブを開催しました。

山口健太さん。
48600kmの旅のコース、
最初は成田からインドネシアへ→インドネシアから東南アジアを北上→
中国からタジキスタン等を経由してトルコへ→イスタンブールで寒さのため中断→
オーストラリアに飛んでで冬を越し、ワーキングホリデーで貯金して
暖かくなってから再開→南イタリアなどを経由してモロッコからアフリカへ→
西アフリカを南下して今年5月に喜望峰に到着したそうです。
すべて自転車で!!


ご来場だったそら庵の音楽監督・岡野勇仁さんの感想を転載します。
「もちろん色々な国での色々なエピソードが面白かった。
とりあえず自転車こぎ続けて、2年以上も野宿したりして世界を回るってのが
もうすでに全然常人じゃない感じなので、あまり何か質問するという感じではないのだが、
テントで朝をむかえると「あぁ今日も(夜のうちに襲われずに)生きてたな、と日々うれしくて
感謝する気持ちになる」その気持ちを日本でもしっかりと持ち続けたい、と言っていたのが
いい話だなぁとグッときた。」

「SUMIさんはいつもどおりジンバブエの話を交えながら瞑想的にムビラを演奏。
ムビラを演奏してシャーマンに精霊が乗り移り、村の長老たちが村のことなどについて
お願いしたり質問したりする儀式の話はやはり感動。
そしてSUMIさんが、「僕は演奏してるっていうよりも楽器の方が出したい、と思っている音を出してあげるサポートをしているだけなんです」と言っていたのもいい話だなぁとグッときた。
2人ともおだやかな中に、強さと聡明さをあわせ持つキャラで、いいイベントだった。」


岡野さんありがとうございます。
山口さんとSUMIさんは、ジンバブエでSUMIさんが師匠のガリカイ・ティリコティさん宅に滞在して
ムビラ修行をしていたとき、山口さんが偶然訪れて知り合ったそうです。
そのお二人に、そら庵でこのようなイベントを開催いただき、
貴重なお話を沢山披露いただき感激しました。
「ネマムササ」などのムビラの伝統曲もじっくり楽しむことができました。
山口さん、SUMIさん、そしてご来場のみなさま、ありがとうございました!
山口さんオフィシャルブログ
http://acyclist.blog.fc2.com/
SUMIさんの掲載記事(東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/metropolitan/20140921/CK2014092102000180.html