7/29(日)15時〜ミニシンポジウム「妖精と妖怪」を開催します

7月29日に予定しているトークイベントのお知らせです。

著述家の畑中章宏さん企画のミニシンポジウムvol.3です。
第1弾は今年の3月に「今和次郎を読む」を、第2弾は5月に「山伏入門」を開催しました。
第3弾は「妖精と妖怪」というテーマで、ケルト研究の第一人者、鶴岡真弓さんと
『日本の神様』『柳田国男今和次郎−災害に向き合う民俗学』などの著書があり、
最新刊の『災害と妖怪 柳田国男と歩く日本の天変地異』が
刊行されたばかりの畑中章宏さんによる対談です。


「『遠野物語』の民俗学者柳田国男が没して50年になるこの機会に
人間の心性の奥底から生まれた古今東西の妖精と妖怪に心を傾けてみる。」


畑中さんは最新刊のなかで
明治43年(1910年)6月14日に自費出版された柳田国男の『遠野物語』は
冷害、水害、地震津波といった災害とそこから生みだされた妖怪をめぐる民俗誌である。」
とお書きになっています。
(ちなみにチラシの写真は畑中さん撮影によるもので、宮城県の唐桑半島に残る
津波犠牲者の供養碑です。)


かたや鶴岡さんのご専門であり、妖精物語やファンタジーなどでも知られるケルト文化は、
ヨーロッパの基礎を形作っています。
畑中さんによると
小泉八雲柳田国男、F.L.ライトと今和次郎、ジェイムス・ジョイス福永武彦
ケルト冬至祭と銀鏡神楽、ビザンティンのモザイク壁画と興福寺の阿修羅像…」
といったテーマなども取り上げられるそうです。
間違いなくエキサイティングな対話になりそうですね。
鶴岡さんは、最近NHKの番組で松任谷由実さんとアイルランドでロケを行われ、
なんとこれまた7月27日(金)と8月3日(金)に早速放送されるそうです!
http://www.nhk.or.jp/pr/keiei/shiryou/soukyoku/2012/06/003.pdf


ご予約は不要ですが、参加を事前に表明いただいた方が増えつつありますので
ご来場予定の方は、ぜひお早めにお越しください!


◎ミニシンポジウム@そら庵 vol.3

「妖精と妖怪〜柳田国男没後50年を期して〜」

鶴岡真弓(美術文明史家)×畑中章宏(著述家・編集者) 

7月29日(日)

開場15時 開演15時半

参加費 1000円+1オーダー



お問い合わせはこちらへお願いします♪

そら庵 

江東区常盤1−1−1

TEL: 050-3414-7591(月・火休)

sora_an_111@yahoo.co.jp

アクセス

http://www.sora-an.info/access.html