「奥の細道」の旅出発地・千住から

今日は縁あって、
千住のお休み処「矢立茶屋」の店主さんがご来店になりました。

その話の前に、、、
千住は芭蕉が「奥の細道」の旅に出発するため芭蕉庵を出て、
船で隅田川を遡って上陸した地。
ここで見送りの人たちと別れて、東北に向かったことから
千住が旅の「出発地」とも言われています。
そう考えると深川と千住は、姉妹都市とか、兄弟分のようですね〜。


で、矢立茶屋さんの矢立(やたて)とは、
筆と墨壷を組み合わせた携帯用の筆記用具一式のこと。
芭蕉が千住で詠んだ「行春や鳥啼魚の目は泪」は
奥の細道の旅の最初に作った句であるため、
芭蕉は「これを矢立の初」と記したのだそうです。


矢立茶屋さんは本格的な「芭蕉カフェ」です!
昨年の3月27日、芭蕉奥の細道へ出発した日(旧暦では)に
オープンされたそうです。店主さんご自身も
芭蕉の足跡をたどる旅をなさっています。
千住ねぎと鴨のつくねの入った「ねぎうどん」が美味しそうです!
近いうちにぜひ伺いたいと思います。
千住大橋駅から5分だそうです。
http://yatatecyaya.okunohosomichi.net/


矢立茶屋さんとお会いして、そら庵も「芭蕉曾良部門」に
あらためて力を入れたいな〜と思いました(笑)
おかげさまで、最近はいろいろと魅力的なイベントを開催させていただいたりして
本当にありがたいのですが、
もうひとつの原点である、芭蕉さん曾良さんのことが頭から抜けていたかも(笑)
ということで、千住に思いをはせて1枚。