こちらで再開しました

これまで利用していた「はてなダイアリー」がサービス終了となり、

はてなブログ」に移行しました。

昨年から通知が来ていたのですが「今日で停止」とのメールが来て、

慌てて移行したところです。

あまり更新しないブログとなっていますが、「そら庵」の歴史と息吹が詰まっていますので、私自身とお世話になった方とお客様とのささやかな歴史遺産としてこれからも残します。でもせっかくなので、個人的にもう少し有効活用したいと思っています。

 

ところで「そら庵」のホームページも別途ありましたが、

こちらも偶然、この3月末にサーバーのYahooジオシティーズがサービス終了するため

姿を消すことになりました。というか、閉店のお知らせをトップページに掲載して、まだ残していました。

店の紹介やアクセスマップ、イベントの告知が中心でしたので、さすがに移行はしません。3月31日でネットからは消えます。
でもイベントのフライヤーや告知は本ブログにもほぼ掲載していますので、こちらから検索していただければ、これからも見ることができると思います。

1990年台末~21世紀初期(ゼロ年代)のサービスに随分お世話になっていたということですね。

 

ホームページの過去イベントアーカイブページをちらっと見るだけで記憶が蘇ります。

2008年の夏の終わりにプレオープンしましたが、半年近く後となる正式オープンの準備を進めながら、ぽつりぽつりと開催していた秋のイベントから掲載されています。

多くの方に携わっていただき、足を運んでいただいたことに改めて感謝の念を覚えます。皆様のご健康とご活躍を祈るばかりです!

www.sora-an.info

 

年の瀬に

前回の更新からすぐ、2018年の「小名木川物語」(単発)上映会が始まり、
12月初めの追加上映会まで、4日間・全5回の上映を行いました。
10月と12月下旬に「深川福々」を発行したので
年末まで走り続けてきた感じです。
あ、それから「小名木川物語」のオリジナルサウンドトラックCDが完成し
11月にリリースしました!ようやく出せたので、嬉しい出来事でした。
こちらにもまた書きます。


9月30日の上映会は台風直撃に見舞われましたが
運良く、ほぼご迷惑をかけずに済みました。
今年一番アドレナリンが出たのはこの日ですね^^
映画も深川福々も好評をいただき、
体調を崩すことなく今年も今日を迎え、ありがたく思います。


大真面目に自作映画の上映なんかやって、観ていただけるお客様がいることは
とても幸せなことだと思っています。


小名木川物語」をすでにご覧いただいていましたら、
映画公式サイトに、「もっともお話したい」撮影エピソードを
つい先日書きました。
リンクを載せますので、ぜひご一読ください!
http://onagigawa.com/2018/12/17/%E3%80%90%E6%92%AE%E5%BD%B1%E3%82%A8%E3%83%94%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%83%89%EF%BC%97%E3%80%91%E5%B0%8F%E5%90%8D%E6%9C%A8%E5%B7%9D%E6%B2%BF%E3%81%84%E3%81%A7%E8%AA%9E%E3%82%8A%E5%90%88%E3%81%86%E3%82%B7/


携帯写真を眺めていたら、
今年もあれこれと外に出て、変化の多い一年を送ったんだな〜と思いました。
そして良い出会いと再会に恵まれました。
ご好意に感謝しながら、新しい年も学び続け、
未知の世界へと歩んでいきたいと思います。亡き人とともに。
来年もどうぞよろしくお願いします。

12月2日上映会のアフタートークの模様です。

「『祭り、粋、水辺』から考える深川コミュニティーのいま昔」にゲスト参加しました


9月24日、「『祭り、粋、水辺』から考える深川コミュニティーのいま昔」というイベントにゲストとして参加。深川で生まれ育ったベテラン下町ウオッチャーの方と 建築の専門家の方に混ぜていただき、僭越ながらお話させていただきました。
ここ2,3年で新たに深川で活動を始めた方々が中心になって企画された「プロジェクトf」の最終回。導入として『小名木川物語』の映像もご紹介いただき感謝感激でした。
深川っ子YUKKIYさんの「深川ソング」ミニライブもありました。
新しく住人となる人が増えて、町としての新陳代謝が活発な深川ですが、
東京大空襲などの歴史を学びつつ、地域のよき風習を大切に、
さらに良い町にしていこうというまっとうなビジョンに貫かれた企画に参加できて光栄でした。


企画者のお一人、会場chaabeeの店主藤田さんのお言葉を引用します。
「人々の長い歴史の中で変化しながら今なお活きているものだから、途絶えないようにする、そして次の世代につないでいく事が、私たちの役目でしょう。」

『小名木川物語』秋の上映情報&東海亮樹のFM番組でのトーク音源です

昨年6月23日、東海亮樹と私、東海明子はFMえどがわの番組に出演し、
製作した映画『小名木川物語』についてお話させていただきました。
そのときの録音を公開します。約15分です。
公開を許可いただきました番組の方々に感謝いたします。
私はその前に別の局に出演したことがあったので、
この日は主に夫に担当してもらいましたが、
上手に話してくれて、結果的にこうやって録音も残りました。
本人が今も目の前にいるような、不思議な気持ちになるかと思いますが、
宜しければぜひお聴きください。パソコンからだとすぐに開けると思います。
https://www.dropbox.com/s/dw9mnk0w22bwcoq/20180719%E5%B0%8F%E5%90%8D%E6%9C%A8%E5%B7%9D%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%82%AA.mp4?dl=0
↑こちらをクリック。写真は画面を撮影したものです。

小名木川物語』は秋に3回ほど上映会を開催予定で、8月17日より予約受付を開始いたしました。詳細は以下をご覧くださいませ。お手数ですが、文末の予約方法をご覧いただき、ご連絡ください!


上映会はこの後、2019年にかけても企画予定ですが、現在決定しているのは以下の上映会のみです。会場、日時ともに限られてはおりますが、この機会にぜひご検討くださいませ。


1.銀座TCC試写室上映会

9月30日(日)

①15:40開場 16:00開演
上映(93分)+トーク (18:00終了)
 
②18:15開場 18:30開演
上映(93分)+トーク (20:30終了)


2回上映を行います。
どちらの回も、上映終了後に監督・大西みつぐと主演・徳久ウィリアムの
ご挨拶とトークを予定しております。


会場:TCC試写室
新橋駅前にある「銀座の貸切シアター」です。
東京都中央区銀座8丁目3番先 高速道路ビル102号(地下1階)
http://www.kokuei-tcc.co.jp/

料金:1,500円
定員:1回40名 (全席自由)

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2.門前仲町chaabee上映会


11月4日(日)14:00開場 15:00開演
第1部 『小名木川物語』上映(上映時間:93分)
第2部 トーク&ミニライブ 
出演:大西みつぐ 徳久ウィリアム
17:10終了予定


上映終了後に大西みつぐ監督と主演・徳久ウィリアムのトーク、そしてボイスパフォーマーである徳久のミニライブを行います。


会場:chaabee(チャービー)
元鉄工所をリノベーションしたスペースです。
東京都江東区福住1−11−11(門前仲町駅より徒歩7分
https://www.facebook.com/Chaabee-1591663487794135/?fref=ts


料金:2,000円(1ドリンク付き)
定員:22名(全席自由)
※こちら、既にご予約が多数入っていますので、
早めにご予約ください!

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3.両国門天ホール上映会


11月8日(木)18:30開場 19:00開演
第1部 『小名木川物語』上映(上映時間:93分)
第2部 映画音楽演奏:岡野勇仁(ピアノ) 大西みつぐ監督ほかご挨拶


※上映終了後、音楽監督を務めた岡野勇仁がピアノ演奏を行います。
また終演後、引き続きスタッフ・キャストとご歓談いただけます。


会場:両国門天ホール
東京都墨田区両国1−3−9(JR両国駅より徒歩5分)
http://www.monten.jp/


料金:前売1,300円、当日1,500円
定員:50名(全席自由)


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ご予約:
メールの場合は題名に会場名を入れて、
お名前、電話番号、枚数を「小名木川物語」製作委員会まで
ご連絡くださいませ。


メール onagigawa.monogatari@gmail.com
電話 090-7247-7488 (10時〜19時)


作品については、こちらをご覧ください。
http://onagigawa.com/about/

「かわら版 深川福々」第53号(夏号)です(7月28日発行)

7月28日に発行した、第53号です。
すべての記事をお読みいただけます。
誌面も大江戸線清澄白河駅などで、まだまだ入手いただけます。
深川で見かけた際は、ぜひお持ち帰りください!




・ふかぷくインタビューは、深川神明宮宮司の内野成浩さんです。深川神明宮は3年に一度の本祭りを8月に開催。地域活動にも熱心に携わっている内野さんから、お祭りや町との関わり方について貴重なお話を伺いました。


〔連載〕
・のりさんの口福 (イラストレーター・福田紀子)
深川資料館通り近くにオープンした「HOZON」さんです。佐渡の保存食のほか、日本全国や海外の瓶詰、缶詰などを販売。今の季節は爽やかなオリジナルソーダもおすすめです!江東区三好2−13−3


・はっけよい 深川の相撲部屋(41)国技館チケット購入篇(イナバリエ)
自分で取るのはちょっと難しそうな国技館の前売り券ですが、その上手な購入方法について詳しく解説していただきました!


・ミニ特集「地図の数だけ街歩き」
ここ数年、深川エリアでは様々な街歩きマップが制作されています。「ROUTE」「リカサンポ」「ふかえど周辺絵図」をご紹介しました。


・「深川・温故知新」〜写真で比べる昔と今
約半世紀前に撮影された、常盤2丁目町会の神輿巡幸の一枚です。


・ふかがワンダーランド
清洲橋通りの電線を地下に収納する工事が終了し、道がすっきりと綺麗になりました。


・ふかぷくEYE (スタッフ・リレーコラム)土屋夕紀
「オシャレなまちの下町八百屋」

・4コマ漫画・鬼平太生半可帳

・おでかけINFO
お祭りが終わっても、秋にかけて深川は楽しいイベントが続きます。「深川お化け縁日」などの情報はこちらで!


表紙写真は清澄白河TAP Galleryの佐久間元さんの撮影です@森下駅付近

小名木川の川施餓鬼灯籠流し(7月25日)

7月25日は小名木川の川施餓鬼(せがき)灯籠流しでした。
猛暑が収まって、夕方から涼しくなったので
気持ちのよい風に吹かれながらのんびり見ることができました。


終了後はすぐ近くの興隆菜館で、
友人知人のみなさまと、東海亮樹を偲びながらの宴会に。
楽しいひとときとなり、偲ばれた人もきっと喜んでいたことと思います。


映画『小名木川物語』の公式サイトに
川施餓鬼灯籠流しのミニ解説と、
2013年7月に行った灯籠流し撮影のエピソードを掲載しています。
ぜひご覧ください。
http://onagigawa.com/2018/05/05/%E3%80%90%E6%92%AE%E5%BD%B1%E3%82%A8%E3%83%94%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%83%89%EF%BC%95%E3%80%91%E5%B0%8F%E5%90%8D%E6%9C%A8%E5%B7%9D%E3%81%AE%E5%B7%9D%E3%81%9B%E3%81%8C%E3%81%8D%E7%81%AF%E7%B1%A0%E6%B5%81/

1年

7月21日、東海亮樹の一周忌を迎えました。
この1年あっという間で、あれから1年経ったことが信じられない思いです。
今もその辺から声が聞こえてきそうです。
本人が今、無限の時間を超楽しく過ごしていることを願っています。


この1年、やらざるを得ないことや引き継いでいきたいことをやっていましたが、
1年間何もしなかったような気もします。

昨年夏、そしてこの1年、
東海を偲んでいただいた皆様のお気持ちに励まされて参りました。
おかげさまで何とか今日まで毎日を送ることができました。
ありがとうございました。

東海亮樹がプロデューサーを務めた映画『小名木川物語』は、
昨年11月以来、上映を休止していましたが、
この秋、3回ほど上映会を開催することとなりました。
日付と会場のみ、公式サイトに掲載しています。
http://onagigawa.com/

開演時間などの詳細は改めて8月にお知らせします。
予約受付も同時に開始する予定です。
公式サイトのほか、twitterfacebookページをぜひご覧ください!


最後に昨年3月13日の本人の投稿を掲載します。
偲んでいただけましたら幸いです。

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「●●とは何か?」ということを考えさせられる行事にいくつか行ったもので。坂口安吾のことを思い出しました。


坂口安吾の「ドストエフスキーバルザック」より。
<小説は奇々怪々な運行に支配された悲しき遊星、宿命人間へ向つての、広大無遍、極まるところもない肯定から生れ、同時に、宿命人間の矛盾も当然も混沌も全てを含んだ広大無遍の感動に由つて終るものであらう。小説は感動の書だと、私は信じてゐる。>


超訳「小説は、なんだかわけのわからないものに突き動かされて書いてしまう、ゆらゆらとして定まるところのない遊星のようなものです。それだから、人間というものに対して、とても広くて大きく、どこまでも人間を肯定して受け入れるという態度から小説は生まれるのです。だからこそ、人間がとる言動が矛盾していようが、当たり前であろうが、むちゃくちゃであろうが、それらを全部含んで、広くて大きい感動のストーリーを書かないといけないんです。小説は感動の書だと私は信じています」


「小説」というものを「アート」や「映画」とか、それこそ「人生」に置きかえてもよいのだと思いました。でも「人生は必ず中途で終わる」ということもありますしね。南無三。